私は久しぶりにスノーボードに行き、自前のブーツを履いたらソールが剥がれ落ちてしまった経験があります。結局レンタルして凌いだのですが、そんな状況を回避する為に一度自宅でソールの状態を確認し、必要に応じて補修しておくことをお勧めします。
この記事では実際に補修した際の写真と共に、商品の特徴や使い方について紹介します。
スノーボードブーツのソール状態確認
ソール部分を剥がすように引っ張り、状態を確認します。少しでも剥がれてしまうようであれば、補修が必要です。
100円ショップの合成ゴム用接着剤での補修
昨シーズン前にソール剥がれが発覚した為、100円ショップに行って靴補修も対象の合成ゴム用接着剤(よくある淡黄色のもの)を購入し、靴側とソール側双方に接着剤を塗布して剥がれたソールを接着しました。
しっかり接着出来ていましたが、いざ滑り始めると下記写真のようにすぐに剝がれてしまいました。(淡黄色部分は接着剤)
この位の剥がれで済んだ為、何とかなりましたが、過去にはソール丸ごと剥がれ落ちてしまったこともあり、今シーズンは失敗が許されない状況です。
でも次回は来シーズンかもな…
100円ショップで購入した商品は、日常生活で使用する靴の補修なら良いですが、激しい動きをするようなスポーツシューズの補修には不向きだと思います。
コロンブスの靴底用補修剤 スポーツ・グーとは?
色々と検索しているうちにコロンブスのスポーツ・グーという商品に辿り着きました。コロンブスは靴関連商品で知られる日本の老舗メーカーで、さまざまな靴ケアアイテムを提供しています。スポーツ・グーはスポーツグッズを補修するために開発された製品です。使いやすいチューブタイプで、補修が初めての方でも自宅で簡単に使えることが特徴です。
- 内容量
100g - カラー
クリア(透明なので色が目立ちにくい) - 用途
スニーカーの穴あきや摩耗、スノーボードブーツの滑り止め、テントの補修/防水など - 使用できる靴底の素材
ゴム、スポーツシューズのソールなど
※スノーボードブーツもしっかり記載されています
※同じメーカーにシューグーという商品もありますが、スポーツ用の強力補修材としてはスポーツグーが推奨されます。
スポーツグーによる補修の手順
以下に補修の手順を記載します。
清掃
まずは補修する部分をしっかりと清掃します。汚れやほこりが残っていると、スポーツグーの定着が悪くなりますので、ブラシや濡れた布で拭き取ります。(私の場合は前回塗布して残存している接着剤を除去してから清掃しました。)
付属のヤスリでアラ目をつける
接着力を強化する為、接着する両面に付属のヤスリでアラ目をつけます。少し力を入れ過ぎると折れてしまうの注意⚠️
折っちゃってるし
うるさい
スポーツグーを塗布する
清掃が完了したら接着箇所に直接スポーツグーを塗布します。少量ずつ調整しながら塗布し、付属のヘラでのばしつつ、接着面を平らに整えます。
2,3分放置する
2,3分の乾燥後に接着します。短い時間なので指で押さえて待ちました。
何か挟んでおけば良くない?
うるさい
接着後、しっかり固定する
接着面を合わせて輪ゴムを使って2箇所、しっかりと固定します。
輪ゴムっすか
うるさい
48時間放置して乾燥させる
スポーツ・グーが完全に硬化するまで約48時間放置します。この間は直射日光が当たらない風通しの良い場所に置いておくと良いです。
硬化時間目安
- 薄く塗った場合(約2~3mm):12時間
- 少し厚く塗った場合(約5~8mm):24時間
- 接着の場合:48時間
仕上がり
補修した部分はしっかりと固まり、完全に修復されました。又透明なので補修跡が目立たない点も大きなメリットです。(塗布直後よりキレイに仕上がっていると思います。)
写真からもソールがしっかり接着されているのが伝わるかと思いますが、剥がそうとしてもビクともしません!
これは大丈夫でしょう!
まとめ
コロンブスのスポーツグーを使えば、スノーボードブーツでも剥がれたソールを簡単に補修でき、修理店に行く手間や費用を削減できます。特に透明な補修剤なので、どんな靴にも使えるのがメリットです。靴底がすり減ったり、ひび割れが発生した時には、是非この補修剤を使ってみてください。きっと満足のいく仕上がりになると思います。それでは!
スノーボードのメンテナンスの記事もありますので、興味があればチェックしてください。