私は若い頃から冬場はスノーボードに行っていましたが、最近では家族で年に1回行くかどうかの頻度になりました。
当時は友人にメンテナンスをお願いしていましたが、ここ数年メンテナンスをせずに昨年の春スキーに臨んだ結果全く板が滑らず、苦い経験をしました。
それに懲りて今年は自分でメンテナンスをしたところ、板の状態が復活して滑りが良くなった為、その際に使用したワックスセットを紹介しようと思います。
あたしもボードやる!
あたしも!
あたしはスキーしかやりません!
アンタたちはレンタルだからね!
はじめに
ここで紹介するやり方は本格的なメンテナンスではなく、普通に滑ることが出来れば良いという方向けの手法ですので、下記に該当する方以外の方には推奨出来ません。但し商品については評判が良く、オススメです。
・スキーやスノーボードのメンテナンス経験が無いが、自分でやりたい
・趣味でたまに滑る程度なので、本格的なメンテナンスは考えていない
・オススメのワックスセットを知りたい
・競技者ではない
GALLIUMのワックスセットがオススメ!
以前御茶ノ水駅周辺のショップでも店員さんに勧められたワックスセットです。今回はこのワックスセットでメンテナンスをしたところ、以前の滑りが復活しました!
セット内容
コンパクトに収納されているため、持ち運びに便利でかつ必要なアイテムが揃っています。
・2WAYクリーナー
・ペーパー
・固形ワックス
・ジェネラルワックス
・ミニコルク
・ミニナイロンブラシ
メンテナンス手順
ワックス落とし
私は写真のようなCDケースを使ってそこそこ汚れのあるワックスを落としましたが、さすがにこれは推奨出来ません。しっかりとしたスクレパーの購入をお勧めします。
Galliumのスクレパー
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滑走面のクリーニング
滑走面に満遍なくスプレーし、汚れが溶け出すまでしばらく放置後、付属のペーパーで拭き取ります。
※私はしばらく待っても汚れが溶け出してこなかった為、そのまま拭き取りました。
固形ワックスの塗布
固形ワックスを滑走面全体に薄く塗ります。
ジェネラスワックスの塗布
こちらも全体に満遍無く塗ります。
ミニコルクで伸ばす
ワックスが乾いたら(この時は日陰で90分程度)ミニコルクで入念に伸ばします。
ミニナイロンブラシで仕上げ
トップからテール方向に磨いて仕上げます。
仕上がり
2回目の使用などでブラシにワックスが残っていると、ワックスのカスが板に付着してしまいますが、その場合はペーパーで拭き取って完了です。
この状態でバッチリ滑りました!
注)フッ素系ワックスについて
国際スキースノーボード連盟(FIS)では2023/2024年冬季シーズンよりフッ素系ワックスの使用を禁止しているそうで、理由は健康リスクと環境への懸念とのことです。
今回私がメンテナンスで使用しているワックスセットは以前購入したものなのでフッ素入りですが、GalliumさんではREACH規制をクリアしたフッ素化合物を原料としてフッ素ワックスの製造を行っているとのこと(2023.1月時点)で、競技者の方はともかく、個人的には趣味程度の使用において気にする必要は無いと思っています。
気になる方は調べてみて下さい。
因みにGalliumさんではフッ素不使用の商品も発売されています。
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最後に
スノーボードのメンテナンスをしたことが無い私でも満足のいく仕上がりになり、実際に春スキーでも滑りに支障もなく、とても良い商品だと思います!それでは!