お風呂を使おうとしたら、天井から黒いすすのようなものがひらひら落ちてきた、若しくは浴槽に黒いすすを発見したことはありませんか?
これは浴室乾燥機の内部に溜まったカビやホコリが原因です。とは言え、どこまで自分で掃除できるのか分からないという方に、具体的な清掃手順を写真を交えて説明します。


毎日落ちてるよ💦

分解してみるか..。
こんな方におすすめ
- 風呂場の浴槽に黒いすすが落ちている
- 浴室乾燥機を分解・清掃したい
- 分解に必要な工具を知りたい
黒いすすの正体は?
浴室乾燥機から落ちてくる黒いすすのようなものは、主に次の2つが混合したものです。
- 黒カビ:浴室の湿気を吸い込み続けた内部で繁殖したもの
- ホコリやゴミ:外からダクトを通して侵入したゴミやホコリ、湿気が混ざり固まったもの
特に、内部のシロッコファン(渦巻き状の羽根)に黒カビとホコリが層状にこびりつき、それが乾燥機の風で剥がれ落ちてくる場合が多いです。
自分で清掃できる範囲
まず大切なのは、自分でできる範囲を把握すること。無理に分解すると、配線や基板を傷めて故障の原因になりますが、この記事で分解する範囲で十分だと思います。
| 箇所 | 自分でできる? |
|---|---|
| カバー(外側) | ✅ できる |
| フィルター | ✅ できる |
| 内部カバー | ✅ できる |
| シロッコファン(羽根の部分) | ⚠️ 慎重に |
| 内部配線・基板付近 | ❌ NG |
準備するもの
- プラスドライバー(先端が長めのもの)
- モンキーレンチ
- ピンセット
- 古い歯ブラシ・細めのブラシ
- 中性洗剤(ウタマロクリーナー等)
- マイクロファイバークロス(水拭き用・乾拭き用 各1枚以上)
- ゴム手袋・マスク(カビを吸い込まないように)
清掃の手順(マックス(MAX)製 UFD-14Bの場合)
STEP 1:必ず電源を切る
絶対に忘れてはいけない最初のステップです。
乾燥・暖房機能を使った直後は本体が熱くなっているので、十分に冷めてから作業しましょう。24時間換気機能がついている機種は、リモコンでオフにするか、ブレーカーを落としてから始めてください。
物理的に電気が切れるブレーカーオフを推奨します。
リモコンでオフにする場合は”24時間換気”スイッチを3秒間押し続けると、スイッチの上のランプが消えます。

“浴室乾燥機”用のブレーカーを落とす方が確実です。ブレーカー名称が見当たらない場合は浴室乾燥機が切れるまで全てのブレーカーをひとつずつ落として確認するしかありません。

STEP 2:フィルターの取り外し・清掃
フィルターは本体表面に装着されています。引き出して取り外します。

取り外し方は取扱説明書に必ず記載されているので、不安な方は説明書を見ながら進めましょう。

浴室の天井ですって説明した方が良くね?

確かに!危ないので気を付けて下さい!
フィルター
- 掃除機でホコリを軽く吸い取る(強く押し付けると変形するので注意)
- 水洗いしながら中性洗剤で優しく洗う
- 十分に乾燥させてから取り付ける(生乾きで戻すとカビの原因に)
STEP 3:カバーを取り外す
先ずピンセットで防水用のスポンジを取り除きます。

プラスドライバーで取り付けネジを外します(4箇所)

取り外した状態です。かなり汚れています。


STEP4:ファン、ヒーターの分解清掃
ヒーターカバーを外します。

赤丸印のネジを外します。ネジを落とさないようにご注意ください。アース線が接続されているので、現状の写真を撮りながら分解することをおすすめします。

ヒーターの取付ブラケットも外します。(私は最初気付かずに後になって外しましたが、落下の危険があるので、手順としては先に取付ブラケットを外します。)


ヒーターがぶら下がった状態になり、赤丸印の箇所に合ったネジも外すと、プレートを外すことが出来ます。

プレートを外すとこの状態になります。


シロッコファンとヒーター裏側に大量のすすが溜まっていました💦



汚なすぎじゃね?

確かに..。
長い綿棒などですすを落とします。

ヒーターがキレイになりました✨

シロッコファンの羽根を外します。モンキーレンチでナットを緩め、落とさないように取り外します。


シロッコファンの羽根を抜き取るとこの状態になります。(抜き取る際には、ワッシャーが入っていたと思うので、それも落とさないように注意してください。)

取り外したカバーや器具類を清掃します。

キレイになりました✨ただ、これで終わりではありません。

STEP5:排気ダクト通気口の清掃
ヒーター奥に外から繋がる排気ダクトがあり、その通気口カバーを外します。


排気ダクトとの間にもすすが溜まっています。

すすを取り除くには、高い場所でも届いてフレキシブルに動くグッズが必要なので、下記のようなものを用意しました。

このお掃除グッズと同じものではないですが、下記のような商品を組み合わせています。
※出荷元 / 販売元ともにAmazon.co.jpですので、安心して購入できます。
アネックス(ANEX) フレキシブルキャッチ クロー(3爪)式 500mm No.403

クイックルハンディ 取り替え用シート 4枚入

用意したグッズを使ってすすを取り除きます。

無事にすすを除去出来ました✨

STEP 6:元に戻して動作確認
カバーやフィルター、清掃したパーツが完全に乾いていることを確認してから、取り外しと逆の手順で取り付け、電源を入れて正常に動作することを確認します。
もちろん黒いすすが落ちてこないことも確認して下さいね!
「自分では無理」と感じたらプロに依頼
これまでの解説を見て自分では難しいと感じるようであれば、又は以下のような状況であれば、プロのハウスクリーニングを検討してください。
- 掃除してもすぐ黒い塊が落ちてくる
- 内部から異臭がする
- ファンの回転中に異音がする
予防のための日頃のケア
- フィルター掃除は月1回行う
- 浴室使用後は換気を十分に回す(湿気を溜めないのが最大の予防)
まとめ
浴室乾燥機から落ちてくる黒いすすの正体は、カビ+ホコリの複合汚れです。
本記事が分解・清掃の役に立てば幸いです!
今回の作業解説はマックス(MAX)製 UFD-14Bの場合に限ります。又電源のオフ、高所作業も必要ですので、修理はくれぐれも自己責任でお願いします。
それでは!
