我が家で主に使用している掃除機はダイソンのコードレススティッククリーナー(DC62)です。吸引力が強く、コードレスで使い勝手も良いので購入して良かった家電のひとつです。
時折吸い込みが悪くなったり、停止してしまうことがありますが、メンテナンスをしっかりしていれば問題は無いので、普段から適切な対応をしておきましょう。
①基本的なこと
溜まったゴミの排出
これは基本中の基本ですが、赤いレバーを引いて、小まめに捨てましょう。
更にレバーを引いて下の写真の状態にするとゴミがよく取れます。
ヘッドの清掃
赤丸印の箇所をマイナスドライバー等で回してロックを解除し、止め板を外します。
横にある赤矢印箇所もマイナスドライバー等で回して取り外し、内部のローラーを引き抜きます。引き抜いたローラーには髪の毛や糸くずが絡まっているので、よく取り除きます。
日常的にゴミの排出、ヘッドの清掃を行っていれば特に問題なく使用し続けることが出来ます。
②トラブル対応
動作しない(電源が入らない)とき
動作しない主な原因は下記4点が疑われます。
①充電切れ(スイッチオンで青色LED点滅)
充電はちゃんとやってます!
②バッテリー切れ (充電しても青色LED点滅)
バッテリー交換が必要です。
③充電器不具合(充電ケーブルを差し込んでも本体の青色LEDが点灯しないなど)
余程ケーブルにテンションの掛かった状態で充電していなければ大丈夫だとは思いますが、場合によっては断線などの不具合が疑われます。この場合、配線に慣れている方は修理しても良いと思いますが、慣れていない方は購入をした方が良いです。純正品が税込5500円、互換品が2000円近辺から販売されています (DC62の場合) 。
※ 互換品を使用した際に不具合が発生しても、メーカーには保証してもらえません。互換品はご自身の責任でご使用ください。
④使用温度範囲逸脱(黄色LED点灯/点滅)
使用温度範囲を超えない適温の場所にて使用しましょう。
バッテリー交換
ダストボックスを取り外した状態から赤丸印のネジを2箇所外します。※小さめのビスにも合うサイズのプラスドライバー(1番)をご用意ください。
※プラスドライバーは通常よく使っているサイズが2番、2番ではサイズが大きくてビスの頭とフィットしない場合は小さめのサイズに対応する1番を使用します。逆に2番よりも大きいサイズが必要な場合は3番になります。
バッテリーをゆっくりと引き抜きます。
交換用バッテリーを同様に逆の手順で取り付けることで交換作業は問題なく行えます。
交換用バッテリーにも純正品(税込8800円)と互換品(3000円台~)の2種類があります (DC62の場合) 。私はどちらも購入したことがありますが、取り付け易さも性能もそれ程違いは感じませんでした。
※こちらの場合も充電器同様、互換バッテリーはご自身の責任でご使用ください。
断続運転後に停止する
スイッチをオンして動作はするが、断続的に運転と停止を数回繰り返して停止することがあります。
このとき床からヘッドを離し、空中で動作をさせても運転と停止を繰り返す場合は、ダストボックス手前の弁(赤丸印)が開いていないことが原因です。何かが挟まっているか、単純に動作不良の場合がありますが、原因を取り除いたり、指で押してみたりして弁が開いている状態にすることで解決します。
空中で動作させた際に停止せずに動作し続けるならば、フィルターの詰まりが原因です。これはフィルターの目詰まりで吸い込んだ空気の逃げ場が無くなって発生するエラーです。対処としてはフィルターの清掃が必要です。
フィルター清掃
赤矢印のツマミを掴んで引っ張ってフィルター(プレフィルター)を取り外します。
取り外したフィルターのロック(赤丸印:3箇所)をマイナスドライバー等で押し下げて外します。
そのまま引き抜いていくと...ギャー!!!大量のゴミが詰まっているではありませんか!
※定期的にフィルターを清掃していればこんなことにはなりません。
ウソでしょ❗❓💦
フィルター内のゴミ、ホコリをよく取り除いたら、水洗いをして24時間乾燥します。※実際にはそこまで時間を掛けなくても乾きましたが..。
元に戻して運転すれば、元通り元気に吸い込み始めました!※勿論新品を購入して交換してもOKです。
むしろ吸引力増してない!?
最後に
更に分解して清掃することも出来ますが、本記事の内容であれば誰でも対応可能であり、大抵のことは解決すると思います。
ダイソンのコードレススティッククリーナーは吸引力が高く、排気される空気もきれいという素晴らしい製品です👏定期的に清掃とメンテナンスを実施して、長く使用できるようにしましょう❗
それでは!